はじめての家計簿なら手書きがおすすめ
家計簿はパソコン、アプリ、ノートなど種類が豊富で、便利な機能がついている物もたくさんあります。
レシートの写真を撮るだけで読み込んでくれたり、口座情報と連携して自動で記録してくれたり。
便利なものがいろいろありますが、本気で家計を見直すなら、まずは手書きの家計簿がおすすめ。
ただの大学ノートに書いていくのもOKですが、あらかじめ枠が用意されている「家計簿専用ノート」の方が、気軽に利用出来ます。
もし、使っていない家計簿があるならそれを使ってもいいでしょう。
手書きのほうが、よりお金の流れを意識しやすくなるからね💡
月初めに固定費を記入
家計簿をつけ始めたら、毎月決まって出て行く「固定費」を先に記入します。
今は金額がわからない場合は、あとで記入でもOK。分かる範囲で記入しておきましょう。
上記以外にも、習い事や月額サービスなど毎月利用している物がある場合は、「固定費」として記入しましょう。
買い物をしたら必ずレシートを受け取る
買い物をしたら必ずレシートは受け取りましょう。
レシートは何を買ったかが記録されているので、お金の流れを知るのに大事なアイテム。
受け取らずに捨てたり、受け取っても入りっぱなしで財布がパンパンなんてのはNG。
レシートが無い場合はメモ書きでもオーケーなので、分かるように記録しておきましょう。
毎日記録できないなら、レシートの仕分けだけやる
毎日家計簿をつけるのが難しければ、レシートをお店ごとに分類してみましょう。
分け方は「スーパー」「コンビニ」「ドラッグストア」などジャンルごとでOK。
レシートをお店ごとにわけることで、どこのお店での買い物が多いかもひと目でわかります。
毎日がどうしても無理なら、週1回でもOK!
仕分けも面倒なら、財布の中のレシートを出しておくだけでもヨシ。
家計簿を付ける前に仕分けしましょう。
家計簿はレシートごとに記入する
食品と日用品などは、一緒に購入することが多いですよね。
そういう場合、単品をいちいち分けて書くのは面倒なので、レシート一枚をまとめてしまって大丈夫です。
例えば…
スーパーで食品を買ったついでにトイレットペーパーも購入→全部食費でオーケー
100均で雑貨を買ったついでにお菓子も購入→全部日用品でオーケー
お金の流れを把握することが目的なので、細かいことは気にしすぎないようにしましょう。
わける費目は多くしすぎない
費目を多くしすぎると、管理が大変になるので挫折のもと。
私が実際に使っているの費目は下記のとおり。下記があれば、たいていのものは分類できます。
- 食費
→基本的に家で食べるもの - 外食費
→外で食べたものは外食 - 日用品費
→ティッシュ、トイレットペーパーなど日常生活で消費するもの - 被服・美容費
→洋服、バッグ、アクセサリー、化粧品、美容院、クリーニングなど身だしなみに関するもの - 医療費
→病院代や薬代(市販薬含む) - 趣味娯楽費
→漫画、有料チャンネル、カラオケなど、自分、家族などが楽しむための支出 - 交際費
→人と一緒に行った外食やレジャー、プレゼントなど - 交通費
→電車代・タクシー代など - その他
→上記のどれにも当てはまらないもの
10個以内にすること、「その他」を設けることがポイントだよ
家計簿の期間は給料日〜給料日前日がおすすめ
家計簿の開始日〜締め日はいつでもOK。
いつにしたらいいかわからないなら、給料日〜給料日前日を一ヶ月とする方法がおすすめ。
給料日が25日の場合なら、25日〜翌月24日を一ヶ月にする。
休日の絡みで給料日が23日までになったら25日〜23日とする。
開始日と締め日はいつでもかまわないので、一度決めたらころころ変えないようにしましょう。
まとめ
- 買い物のレシートは必ず受け取る
- 固定費は月初に記入する
- 変動費はレシートごとに記入する
- 毎日仕分けだけしておけば、記入はまとめてでもOK
- 費目は10個以内して、「その他」は必ずつくる
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▼貯金講座記事一覧▼(順次公開予定)
【ステップ0】事前準備
┗クレジットカードは封印しよう
【ステップ1】まずは先取り貯金
┗給料が入ったら先に貯金する「先取り貯金」をしよう
【ステップ2】お金の使いみちを意識する
┗何にお金を使ってる?「本当に必要か」考える
【ステップ3】家計の流れを知る
┣家計簿をつける
┗お金の使い方を振り返る
【ステップ4】家計の見直しをして無駄な支出を減らす
┣固定費を節約する
┣変動費を節約する
┗理想の割合から適切な予算を組んでみる
【ステップ5】先取り貯金を増額してスピードアップ
┗家計の見直しで浮いたお金は「先取り貯金」にまわす
【ステップ6】年間予算を考える
┣一年間の支出をかきだしてみる
┗特別費は毎月積み立てる
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