ふるさと納税をやった方は、きちんと控除されているか確認していますか?
寄附して返礼品をもらって満足してしまってはダメ。
税金がきちんと引かれていることが確認できて、ふるさと納税は完了となります。
この記事では、ふるさと納税した分がきちんと控除されているか確認する方法を解説しています。
控除されてなかったら、ただ寄附したことになっちゃうよ
ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税した場合
ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税をした場合、全額住民税から控除となります。
きちんと控除上限額が計算できていれば、寄附金額ー2,000円が住民税から控除されます。
例)4万円寄附した場合は、38,000円控除される。
毎年6月頃に会社から配布される「住民税の決定通知書(※)」を見て、きちんと控除されているか確認します。
※名称は自治体により異なります。
我が家は2017年に2万円のふるさと納税を行いました。
「住民税の決定通知書」を見ると、
- 市民税:14,401円
- 県民税:3,601円
- 合計:18,002円
が控除されていました。
2,000円は絶対自己負担となるところですが、計算方法の関係か2円おまけされています。
確定申告をした場合
確定申告をした場合は、
- 所得税から還付
- 住民税から控除
の2階建てになります。
所得税の還付金額は
(ふるさと納税の寄附金額 - 2,000円)×所得税の税率(0~45%)
で計算します。
課税所得300万の方が4万円寄附した場合は
(4万円ー2,000円)✕10%=3,800円
が所得税からの還付となります。
そして、残りが住民税からの還付となります。
毎年6月頃配布される「住民税の決定通知書」を見て控除されているか確認します。
上記の例の場合は、寄附金控除として34,200円が控除されていればOKということになります。
まとめ|ふるさと納税は住民税から控除されているか必ず確認しよう
ふるさと納税は、控除されているか確認して完了となります。
手続きの不備などにより控除されていない可能性もあるので、必ず確認するようにしましょう。
万が一、手続きするのを忘れてしまっていた場合でも、5年以内なら間に合う可能性があります。
申告漏れの場合は、お近くの税務署へ相談してみましょう。
我が家は過去に、住宅ローン控除が適用されていないことがあったので、確認することはとっても大事
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